5月末進捗状況
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
現場は5月にGW休暇で日々の疲れを癒し、休暇明けより完成に向けて全開で仕事に取り組んでいます。
様々な職種の作業員さんが、現場に入ってきており、より一層現場が活気づいています。
さて、5月の進捗状況報告になります。
GW休暇明けより、屋上ではアスファルト防水工事を始めました。
釜でアスファルトを焚いて、溶融しルーフィングを流し張りする工法です。
溶融したアスファルトは200度を超えるので、火傷に注意しながら作業を進めていきます。
聞いた話によると、アスファルト防水は旧約聖書に登場する「ノアの方舟」にも、使用されていたという説もあるそうです。
古い時代から現在もアスファルトは防水工事の主材として使用されておるようで、そのくらい防水の信頼が高いということでしょうか。
4月から引き続いて、屋上から下の階に向けて外壁を塗装しており、2Fまで降りてきました。
天気に左右される作業の為、雨が続き、思うように進まない日もありますが、6月中旬頃の完了を目指しております。
塗装で仕上がった建物の外観は、鮮やかで存在感があり、感動します。
足場を解体した後に全体を見るのが楽しみです。
各階の屋外のベランダには、天井下地を組んでいってます。
耐風圧使用の天井下地となっており、風の影響を考慮した工法になっております。
屋内で使用されている一般的な天井下地と比べて、頑丈な構造です。
【6/3時点 屋内耐震天井下地】
ちなみに屋内では、現在耐震天井下地を組んでいます。
耐震天井とは一般的には天井下地の「パーツの補強」「ブレースの設置」「クリアランスの確保(壁際に隙間を設ける)」等を施し地震の際に天井材の落下を防ぐ工法です。
先日の宿毛で起こった震度6弱を経験し、こういった天井を施工しておくと安心感が増します。
南海トラフ地震に備えて、こういった工法を用いる事は安全上大変重要と感じています。
屋内では、壁・天井のボード貼りなどをしています。
2Fの方では、天井と壁の仕上げ貼りを行っており、徐々に完成に近づいています。
壁には縁甲板を貼っています木の質感は上品で、より一層部屋が美しく落ち着いて感じられます。
続いて床の工事が施工出来るよう、手戻りなく進めていきたいです。
長くなりましたが、工期も残り4カ月を切りました。
これから暑い季節に入っていきます。
現場職員並びに作業員一同、熱中症に注意して工事を進めていきたいと思っております。
関係各位の皆様、地域住民の皆様方も熱中症には十分注意をし、体調管理にお気を付け下さい。
それでは皆さん、ご安全に!