新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
本体工事に着工してから3カ月程度経過し、工事の方は若干の遅れはありますが、ほぼ順調に進んでます。
前回は仮桟橋の基礎となるH鋼杭の打込みについて説明しました。
この支持杭は住宅に例えると大黒柱の役目を果たしておりその大黒柱をさらに強くするために、
支持杭同士を鋼材で繋ぎ一体化を図ります。
その支持杭同士を鋼材で繋ぐ作業が当工事では水中で行うため潜水士さんが、
日々水中を潜り奮闘しています。
具体的にどのような作業をしているかご説明します。
一般に鋼材同士を繋ぐには溶接を用いますが、水中で溶接は可能ですが水中であるため溶接強度が落ちてしまいます。
そのため、溶接同士を堅固に固定する鋼材狭締金具という専用治具を使用して繋ぎ、潜水士さんはこの専用治具を
1箇所ずつ手作業で締付けていきます。
こうして完成された仮桟橋は今後護岸擁壁の耐震工事に利用されます。
これから寒さが続きますが、潜水士さんも頑張っていますので
皆様も体調を崩さないようお過ごしください。
それではご安全に!