
現場の傍で咲き誇る桜が春の訪れを知らせてくれています。
世の中では出会いと別れの季節になりましたが、当現場では相も変わらず、変わらぬメンバーで工事を進めていっております。
さて3月は二重締切矢板の「内矢板」の締め切りが終わりました。
写真を見てもらうとわかるように。内側の矢板を締めてから、矢板に土圧がかからない程度まで土を入れます。
なぜ土を入れるのか?と言うと
外矢板を施工するにあたって「クローラークレーン」の作業半径が届かないからです。
なので盛土して充分な締固めを行い、その上にクローラークレーンを移動して外矢板を施工していきます。
ただ、クローラークレーンが移動する場所には100トン以上の重さが加わります。
そのためやわらかい土であったり締固めが十分に行われていなかったら転倒の恐れがあります。
というわけで、その場所に「支持力」があるかどうか調べる「平板載荷試験」を行いました。
その結果、100トンのクローラークレーン乗っても問題ないことが確認できたので無事外矢板の施工に取り掛かることができます。
さて、4月は外矢板の施工を行っていきます。
まだまだ地域の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが安全第一で進めていきますのでよろしくお願いします。
令和7年3月28日