「ナメクジ vs カタツムリ」

例年よりもひと足早く梅雨明けした今年、「予定よりスムーズに作業が進みそう」と、現場チーム一同、少しホッとしていたのも束の間…。
まさかの災害級の大雨が立て続けに発生し、
空を見上げては「またか…」とため息をつく日々が続いています。
現場は一転して緊張感が走り、「警戒モード」に突入しました。
以前ご紹介した『カタツムリ戦法』…
“ゆっくり、マイペースに、殻にこもりつつ前進する”という作戦も、
この豪雨にはさすがに太刀打ちできず、
「そんな悠長なこと言ってられない!」というのが正直なところです。
特に山あいの現場では、谷からの出水や地盤のゆるみに神経をとがらせながら、
パソコンやスマートフォンで雨雲レーダーを何度もチェック。
タイミングを見て、現場へ巡回。ひと雨ごとに判断が求められます。
さすがにこれだけ降り続けると、現場は乾かず、心も晴れず、少しずつ疲れも溜まってきました。
「カタツムリ戦法」ではもう埒があかない…
そこで現場では、ライバルである“ナメクジ”を見習うことに。
濡れても構わず、まっすぐ突き進むナメクジのように、
もうこうなったら、雨も泥も覚悟のうえで立ち向かうしかない!
とはいえ、どんな状況でも「安全最優先」。
滑らず・焦らず・止まらずに、今月も工事を進めてまいります💪
さて、現場の方ですが、現場では、掘削と法面補強(モルタル吹付け+鉄筋挿入)が順調に進んでおり、9~10月には掘削完了を見込んでいます。
引き続き、谷からの出水に細心の注意を払いながら、安全第一で作業中です。
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先日、現場近くの神社をふらりと歩いていると、足元に見覚えのある“くぼみ”を発見しました。よく見ると、懐かしの「あり地獄の巣」です。
子どもの頃、棒でつついては夢中になって観察していたこの小さな砂の落とし穴。
正式には「ウスバカゲロウの幼虫」が作る巣で、近づいたアリなどの小さな虫を下から引きずり込むトラップです。
思わず童心にかえり、棒でつついてしまいました。
ふと思ったんですが、そういえば最近、こういう“あり地獄”を見ることがほとんどなくなったな、と。
あの頃に比べて、自分の目線は高くなり、足元の小さな世界にはなかなか気づけなくなっているのかもしれません。
現場でも似たようなことがある気がします。
「こんなところに危険があったのか」と、後になって気づくことも少なくありません。
何気ない日常や足元の風景にも、すごく大きなことが潜んでいる。
そんなことを教えてくれたような気がしました。
気まぐれな天気に振り回される日々ですが、
チーム一同、元気を忘れずに、そして安全最優先で現場に取り組んでまいります。
来月こそは、青空のもとで作業が進められますように☀️