高知市
高知港改修(港湾施設改良費統合補助)工事

青葉若葉を渡る風に夏の気配を感じる頃となりました。ご壮健にてお過ごしのことと存じます。

先月に『いよいよ本体工事のスタートです。』と報告したばかりですが、早くも工事の大詰めです。この工事はペトロラタムと言うＦＲＰカバーの材料製作に２ヵ月程要しますが、材料が仕上げり納入されますと、施工は物凄いスピードで行われていきます。今月は被覆防食工事を紹介して行きます。

【ベースプレート取付状況】・・・最初にボルト付ベースプレートを鋼矢板に溶接して行きます。

【ベースプレート取付完了】・・・後々、プレートから出れいるボルトが大事に成って来ます。

【ＦＲＰカバー取付状況】・・・潜水士さんが、ボルトに合わせてＦＲＰカバーを取付けて行きます。

【ボルト締付け状況】・・・最後に、ボルトナットで締め付けて固定します。

【施工完了】・・・高知港の潮の満ち引きの範囲である+１．００ｍ～-１．００ｍ（２．００ｍの範囲）に取付を行います。

潮の満ち引きの範囲は水中であったり、陸上であったりする事で空気に触れる為、鋼矢板の腐食が危惧される箇所です。その腐食を防ぐ為の工事が今回行った被覆防食工事となります。

≪工事目的≫

「わんぱーく・こうち」と連なる市民の交流の場として、耐震強化岸壁と一体となった防災機能を合わせ持つ緑地などの整備計画における一環の工事となります。

爽やかな好季節、皆様のますますのご活躍を期待しております。また梅雨も間近となりましたので、くれぐれもお身体にはご留意ください。