高知市
高知港改修(港湾施設改良費統合補助)工事

春らしく穏やかな気候に心和む季節となりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

当現場はいよいよ本体工事のスタートとなりました。とは言っても今回の工事は全て水中で行う作業の為、陸上からは何をしているのかさっぱり分かりません。この工事のメインであるペトロラタムと言うＦＲＰカバーを鋼矢板に張り付けて行く前に鋼矢板にびっしり付いているカキを落とす作業を今月は行いましたので、報告します。

【下地処理（かき落とし）状況】

この日は真水が海水に混じっており、水中写真が白くぼやけた撮影となってしまいました。雨降りの後の１週間くらいはどうしてもこの様な写真になってしまいます。

【安全監視船配置状況】

潜水士さんが水中で安心して作業が出来る様に、作業時は漁業組合の方々が船舶等の監視業務を行ってくれます。

【施工前】

【施工完了】

施工前にはびっしり付いていたかきやサビが処理されている事が上と下の写真を比較していただけると分かると思います。潮の満ち引きが有り、海水から出てきたりしているかきを落とすのは容易らしいのですが、海水に漬かりっぱなしのかきは落とすのに大変な労力が掛かります。潜水士さん達もかき落としの作業終業時はいつもバテていました。

来月からはこの工事のメインであるペトロラタムを鋼矢板に張り付けて行く作業に入って行きます。皆様におきましては、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。また、楽しいゴールデンウィークを過ごされますように現場職員一同願っております。