朝夕日毎に涼しくなってまいりました。皆さまお健やかにお過ごしでしょうか。
今月は土木工事の現場では珍しい、特殊工法であるワイヤーソー工法の施工を行いましたので、ご紹介します。
ワイヤーソー工法とは、直径10mmほどのロープのようなワイヤーにダイヤモンドチップが埋め込まれていて、コンクリート構造物にワイヤーを巻きつけ、繋いで輪っかにし、その輪っかにしたワイヤーを回転させながら引っ張りこみ、対象物を切断する工法です。
大きなコンクリートを静かに切断できるため、振動や騒音の配慮が必要な現場で活用されています。
ワイヤーを対象物に巻きつけることさえできれば、あらゆる構造物の切断が可能です。橋梁やダムなどの大きなコンクリートから、煙突や地中基礎などのいびつな形状のコンクリートも切断できます。また、鉄筋コンクリート以外にも鉄骨、大理石、レンガなど、あらゆる構造物の切断が可能です。
☆施工完了☆
当現場の樋門撤去において、ワイヤーソー工法で振動や騒音の環境に配慮して施工を完了する事が出来ました。
日ごとに秋の色が深まってきました。皆様、夏の疲れがでませんように心よりお祈り申し上げます。