庁舎の地盤改良工事は、粉体式表層混合処理工法(エスミック工法)で施工しております。
この工法は、セメント系固化材と現地の土とをバックホウで混合攪拌し、固化材の化学反応により所定の強度を持つ改良体を造成するものです。
固化材の種類や添加量は、予め採取し現地の土を用いた配合試験を行い、目標強さを満足するための添加量や環境測定などの試験の結果から決定します。
固化材搬入状況
施工範囲に固化材を配置し、バックホウでフレコンパックを吊り上げ所定の配合量を散布します。
混合攪拌状況
固化材と土との色ムラが無くなるまで、バックホウで混合攪拌します。
写真左は撹拌が完了して、ムラなくきれいに撹拌できています。 粉塵が近隣に飛散しないように、散水要員(写真左奥)が常に待機して、散水を実施しております。
敷き均し・ローラー転圧状況
改良高さを確認し、バックホウにより指定高さに敷き均し、キャタピラにて仮転圧します。
最終レベルを確認、ローラーにて本転圧します。