潜水士服装及び、潜水方式のご紹介

今回は、潜水士さんの作業服と潜水方式についてご紹介します。潜水士さんの作業服といえば潜水スーツですが、潜水スーツには
「ウェットスーツ」「ドライスーツ」があります。
まず、ウェットスーツとドライスーツの違いについてご紹介します。

▲ウェットスーツ

▲ドライスーツ
・一つ目はスーツの中が濡れるか濡れないかです。
ウェットスーツはスーツの中に水が入ってくるので体が濡れます。そのため、水着をスーツの中に着るのが一般的です。
一方ドライスーツは、ブーツとスーツが一体化していて水が入ってこない構造になっています。そのため水着を着る
必要がなく、下着や保温性のあるインナーを着用してスーツを着ることが多いです。
・二つ目は保温方法です。
ウェットスーツは体とスーツの間に水を入れてその水を体温で暖めることによって保温します。生地の保温性能だけで保温しているわけでなく、スーツの中に浸水した
水で保温する構造になっています。
一方ドライスーツの場合は水が一切入ってこない為、スーツ生地とその中に着込むインナーによって保温します。
生地性能で保温しているため、中に着込む程暖かくなります。
簡単にまとめると…
「ウェットスーツ」は構造がシンプルで動きやすく、暖かい水域には向いているが、冷たい水域には向いていない。
「ドライスーツ」は構造が複雑なため動きにくく、特別なトレーニングが必要だが、冷たい水域には向いている。
ちなみに、当工事の潜水士さんの一人は2月の海にウェットスーツを使用する強者です。

2月末寒い中での潜水作業

潜水作業後のウェットスーツ(濡れている)

潜水作業後のドライスーツ(濡れていない)
続きまして、現在行っている潜水方式のご紹介をいたします。
潜水といえば酸素ボンベを背負って海の中を泳ぐイメージが強いかもしれません。スキューバダイビングが多く聞くことがあると思います。
この方式をスキューバ式と呼ばれています。
また、圧縮空気(酸素)を陸上から海の中にいる潜水者に送り込む送気式潜水があり、フーカー潜水と呼ばれています。
2つの潜水方式にはそれぞれメリットとデメリットがあり、スキューバ式のメリットは酸素ボンベを背負うだけなので
構造がシンプル。デメリットは酸素に限りがあること。
フーカー方式のメリットは圧縮機が空気を送るため、酸素の制限がない。
有線方式であるため、陸上と他の潜水者と会話が可能である。
デメリットは有線であるが故にホースが絡まることがあります。
当工事は、潜水作業に5時間必要で潜水士2人が息を合わせて同時作業を行っているため、
送気方式で会話可能なフーカー方式を採用しています。

有線方式

水中用電話機
いかがだったでしょうか?
今回は潜水士の服装及び潜水方式のご紹介をさせていただきました。
これからも知らなかった事を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは、ご安全に!