庁舎の2階床スラブの型枠が完了し、1月29日現在、2階の梁配筋作業を行なっております。
敷地西側の外構埋設配管のバタつきも落ち着き、附属建物の基礎まで無事完了しました。
今後は、2月中旬の1階躯体コンクリート打設に向けて、設備配管のセットやスラブ配筋、各所で金物のセットなどを行なっていきます。
仮設計画では、コンクリート打設の状況や、更に上階の躯体工事を想定して、資材置き場の区分などの細かな検討を行っています。
計画上、自分が一番重要と考えるのは、クレーンの配置です。 この采配次第で、現場の進捗は大きく影響すると言っても過言ではありません。
因みに余談ですが、クレーンの配置で微妙に角度をつけているのには、二つ意味があります。
ひとつは、最小限の空間で、クレーンの能力を最大限活かすためです。 ラフタークレーンには、標準の性能より、能力の高い前方特別性能があります。 地上の資材置き場や通路の位置関係を考慮しつつ、この特別性能で出来るだけ建物の広範囲をカバーできるようにしています。
もうひとつは、大した話ではないんですが、仮設計画図に落とし込んだ時、外構のラインの計画に合っていると美しいためです。(←個人の主観です)
現場ではクレーンのオペさんしか触れてくれないのですが、実は合理的な配置なんです。