新進の現場 高知市
高知布師田(債)第1号 (仮称)高知布師田団地 団地整備工事

進捗報告
2022.12.28
高知布師田(債)第1号 (仮称)高知布師田団地 団地整備工事
令和4年12月末 進捗状況

早いもので今年もあとわずか・・・歳を重ねる毎に時の流れが早く感じるのはなぜでしょう。

少し気になったので調べてみました。

19世紀フランスの哲学者、ポール・ジャネが発案した「ジャネーの法則」

「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」

10歳の時は1/10で1歳の時の10倍、20歳の時は1/20と分母である年齢が大きくなるごとに、人生のうちにその1年が占めた割合が少なくなり、体感として時間が短くなったように感じる・・・という事らしいです。

新しい刺激を探求し、有意義な日々を過ごしていきたいものですね。

 

さて、当現場は施工開始から丸2年を迎えようとしています。今回は各工種の進捗状況を施工目的等も含めて説明していきます。

・本工事1・・・幹線道路、区画道路、法面管理道

団地内の主要道路、付随する排水構造物、南側法面抑え盛土等が主な工種になります。

南側法面は、現場内で発生した掘削土を流用し、盛土1~11段、切土12~15段からなる長大法面工事です。

現在は最終段である11段目盛土と12段目切土、小段排水工を施工しており、続けて法面管理道の掘削へと進んでいきます。

中腹小段には、湧水の集排水を行う”集水井(しゅうすいせい)”を3基設け、盛土内に滞留しないよう適正に処理しています。

 

・本工事2・・・防災調節池・流路工、排水施設、緑地

団地内の降雨・排水を集水するための調節池。時間雨量120㎜にも対応可能な約33,000m3の容量を確保しています。

流路工は、貯水した雨水を一定排出量に調節して河川へ排出を行う大切な役割です。

調節池は全体の約87%が完了し、端部や取合せ部の施工に移っていきます。

流路工は上段部と斜面部の構造物が完成し、来月より下段構造物の施工を開始します。

 

・本工事3・・・造成地

企業誘致用造成地は大きく6区画に分かれており、造成地1~3はほぼ仕上がっております。現在、北側商業地に面した4、5工区の整地、盛土作業を行っております。場内の工事車両通行路や施工箇所は散水車にて常時散水し、粉塵防止対策をしながら盛土作業を行っています。

 

・本工事4・・・水路管理道

団地内~周辺水路の管理を行うための管理道整備、水路改修、東側法面対策工が主な工種となります。現在、法尻部の土留擁壁の施工を行っており、100m/300mが完成しました。施工箇所が狭く、建物に近接しており、なかなか苦労していますが少しづつ進めています。

おかげさまで、この団地整備工事も12月末で工事全体の78%まで進捗することができました。

引き続き、来年も安全第一で工事を進めてまいりますので、宜しくお願いします。

みなさま、良いお年をお迎え下さい。

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